ガーナでスマイル☆


ガーナでは協力隊員、日本では地元宮城@石巻で小学校教員、今はバンコクで小学校の先生をしています。今の私があるのも、ガーナでの経験があったからこそ。タイトルはそのままにしておきます(*^_^*)
by meke7424
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バレンタインの日に思うこと

2/14はバレンタインですね。友チョコ,ファミチョコ,チョコ男!?…の造語が飛び交う中ですが,元ガーナ隊員の私にとっては,年に一度のチョコレート祭り^^;チョコレートがクローズアップされる日とあって,周りとはちょっと違った意味でワクワクします^_^☆
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でも,その一方で『チョコレートの真実』を知ってほしい…という思いに駆られる日でもあります。

「ガーナといえばチョコレートの国」=たくさんチョコレートが食べれる♪…と,たいていの人は思うんじゃないでしょうか。私も,行く前はそんなふうに思っていました。

んが!?行ってみたら,現実は違いました。バレンタインの日の今日。せっかくなので,私が見てきたガーナのこと,チョコレートの話を久しぶりに書き綴りたいと思いますm(_ _)m

日本のチョコレートの原料であるカカオの約8割がガーナ産と言われているほど,ガーナではカカオ農園がたくさんあり,カカオ豆がたくさん生産されています。私の住んでいた家の近くにもカカオ農園があり,隊員仲間を連れてはよく行ったものでした。
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↑ 2010年8月の懐かしい写真@ガーナ イースタン州 テテクワシ・カカオファーム

カカオ豆は,ざっと話すと,カカオの実を発酵させ乾燥させることで,チョコレート色のカカオ豆になります。カカオの実から採れたばかりのフレッシュの実はなんと白色。食べると,ヨーグルトのような甘酸っぱさがあるんです。それが,手間暇かけてチョコレート色になるんだから,驚きです。

ガーナといえば“チョコレートの国”…チョコレートがいっぱい食べれそう♪と思っていましたが,現実は違いました。ガーナの人は,あの甘くてとろけるようなチョコレートをほとんど食べたことがありませんでした。それはなぜか…大量生産されたカカオ豆は,チョコレートになる前に安く先進国に売られてしまうからです。ガーナに一つだけチョコレート工場がありましたが,私がいる間も機械が壊れ,生産停止していました。ガーナは開発途上国。先進国のような経済力もなければ技術もないので,そのようなことが起こるのは当たり前なのです。

ガーナでは,カカオの収穫期を迎えると,子どもたちも学校に行かずに収穫を手伝います。「カカオ 児童労働」と検索すると,それを問題視した記事もたくさん出てきます。それも分からなくはないのですが,ガーナでガーナ人と一緒に過ごしていると,生計を立てるために,生きるために,子どもが学校を休んで家族の仕事を手伝うのは,当たり前のように思えて,とても複雑な思いに駆られます。もちろん,日本ではあり得ないことですが。

バレンタイン…日本ではチョコレート,しかもロッテの「Ghana」チョコが,お店にてんこ盛りに並ぶのでちょっとニンマリしてしまいます。ただ,この美味しいチョコレートの味を知らないガーナの人々のことを想うと,やはり複雑な思いになってしまうのですが…今,私にできることは,このチョコレートの裏側には,そのような人々の厳しい生活や苦労があることを伝えることかなぁ…と。

その人たちのことを思って食べるチョコレート。チョコっと(笑)ガーナのことを思う,世界のことを思う。そして,自分のことを思う。そんな日になれば…と思っています。

誰にとっても,美味しいチョコレートをほおばる日になりますように(*^_^*)
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by meke7424 | 2016-02-14 00:00
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